プレミックスとアフターブレンド

ブレンドの方法には、焙煎前に生豆の状態でブレンドし焙煎度合いを合わせるプレミックスと、それぞれの豆の特徴を最大限引き出した焙煎豆どうしをブレンドするアフターブレンドがあります。

マタタビ珈琲豆店は、アメリカンブレンドとビターブレンド、ブレンドNO.5がプレミックス、カシスブレンドとショコラブレンドが、こだわりのアフターブレンドです。

産地名に関するルール

ブレンド名に生豆の産地名を使う際、その産地のコーヒー豆が30％以上入っている必要があります。ここでポイントなのは、コーヒー豆の比率で一番多いものが商品名になるわけではないということです。つまり、「ケニアブレンド」と書いてあるからといって、ケニア産のコーヒー豆が一番多く含まれているわけではありません。

特定銘柄に関するルール

ハワイコナやキリマンジャロといった特定銘柄を使用する場合、日本コーヒー公正取引協議会の定義に沿った原材料を使うことが求められます。

例えば、ハワイコナはアメリカのハワイ島でとれるアラビカコーヒー豆、キリマンジャロはキリマンジャロの山の麓、標高1000ｍ～2000ｍ付近の農園で栽培されたアラビカコーヒー豆を使っている場合しか使用できないのです。

焙煎製法に関するルール

焙煎時の熱源名を商品名に使う場合、他の熱源を一切使用せずに、同じ熱源で焙煎しなければなりません。つまり、商品名に「炭焼」が使用されているものは、生豆から焙煎が終了するまで同じ炭で焙煎されているということです。